内容詳細
小さな会社No.1のルール~ランチェスター経営1位作りの成功戦略~とは?
「小さな会社No.1のルール~ランチェスター経営1位作りの成功戦略~」とは、小さい会社でもNo.1となる分野や要素を見出すことで成功するための戦略ノウハウ本です。
1位を意図的に作り、メッセージとして伝えることはブログ集客でも重要な要素になるため、是非この本を参考にあなたの会社のNo.1、あなた自身のNo.1を意図的に設計し、それを発信してみてください。大きく道が開けることと思います。
そこで、この本の中から「これだけ参考にすれば8割がたOK」という3つの重点ポイントに絞り込み、紹介します。
小さな会社★NO.1のルール ランチェスター経営1位作りの成功戦略
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竹田 陽一 フォレスト出版 2006-01-17
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ポイント1:お客は「1位(ナンバーワン)」が大好き(P.18~)
全米1位!なんて映画のCMでも良く耳にするフレーズですが、世の中No.1だらけですよね。
でも、お客からしたら自分のお金を払って買う商品やサービス選びで失敗したくないもの。そこでこのNo.1という謳い文句は強烈に突き刺さる、というわけです。
でも、何のNo.1なの?小さいうちみたいな会社にNo.1なんて無い、口を揃えて社長さんはいいますが、No.1の威力を使わないなんてもったいない!です。
お客は自分に合ったNo.1を探します。価格、保証、サポート、品質など様々です。
- あなたの身の回りにあるNo.1を見つけて書き出してみよう。
ポイント2:1位作りのための6つのステップ(P.72~)
- 経営全体の各構成要素から現状を洗い出す
- 顧客リストに埋没している理想のお客を発掘
- 理想のお客が商品を買った下忍を考える
- 差別化するために競争相手の商品にフォーカスする
- 細分化法であなたの強みを絞り込む
- 最強の1位作りを実践する
これらのステップで「あなたの1位」を見つけていきます。
要は、今いるお客さんを洗いだし、そのお客はなんであなたの会社を選び、何を求めてきたのかを明確にします。
他の数あるお店の中から選んだわけですから、価格なのか対応なのか、何らかの契約に至った要因があるはずです。
書き出し、客観的に俯瞰したり、接客中に言われたことなど思い出しているうちに、ピンときます。「うちってコレが強いんだ」と。
実は、No.1になるのではなく、No.1になれば良いのです。日本一は無理でも地域でNo.1も無理だとしても、○○という分野でこの地域で1位だ、というように絞り込めば1位が創り出せます。1万人中1位は無理でも、3人中1位なら行けそう。とにかく書き出してみてNo.1を複数「創ってみる」と意外な発見がありますよ。
- No.1はすでに持っているあなたの中にある「何か」だったりします。
ポイント3:1位の商品の作り方(P.248~)
- 今までにない商品や他の人が気づいていない商品を開発する
- 特徴ある商品に力を入れる
- 現在伸びている商品に力を入れる
- 市場規模が小さな商品に力を入れる
- 強い競争相手がいない商品に力を入れる
- 商品の幅や業種の幅を思い切って狭くする
これはブログでも同じなのですが、ライバル過多の市場の中では価格を値上げしてジリ貧になる体力勝負の戦いになってしまいます。
昨今のコンビニ業界を見れば合併でいつしかのメガバンク状態で、大きな会社が大きな流通網と商品開発・ブランド・資本力が無いと生き残れなくなってきています。
我々のような中小・個人経営など小さな会社においては相手も小さくて良いのです。近所だけでもいいですし、商品やサービスを1つに絞る専門店化するのも一つの方法です。
そのほうが「分かりやすい」ため、「顧客に響く」のです。
- ライバル不在の分野で尖った商品・サービスを思い切り絞りきったターゲットにだけ提供する=No.1
一度でもNo.1になったならば、その実証を明確にブログやホームページでもしつこいぐらいに載せるべきです。
「○○市○○リフォームの○○で1位!」というように、あなただけのNo.1を意図的に作り、磨き、最終的には顧客への価値として提供できれば、大きな経営のちからとなるでしょう。
まとめ
この本は、No.1となるために必要な戦略と戦術を分かりやすく具体的なステップで解説された1冊です。
非常に強力な経営の柱となる要素は社長自らが命を吹き込むように明確に決めることが大切です。
何もNo.1になるために大金は必要はありません。あなた自身の中に今もっている「何か」が「お客が欲しいNo.1」なのですから。
- ライバル競争に負けたくない経営者におすすめ。
- 自社の強み、自分の強みは何かが分かる。
- ブログやホームページ、名刺などのツールにも活用したい「○○でNo.1」という勲章
人はなぜあの会社やあの店に集まるのか。儲けている会社は何が違うのか。
小さな会社でも圧倒的に利益を出している会社がある。それは「商品やサービス」「業界・客層」「地域」「営業」「顧客維持」という特定の分野で、他の会社の追随を許さないNO.1の市場を持っているからだ。
では、あなたの会社は1位の市場を築けるのか……。
実はどの会社も1位の分野を持っている。ただそれに気づかないだけだ。どうすれば1位のものを見つけられるのか。本書の事例に登場する成功企業も1位を見つけ出してからは、圧倒的に儲けている。1位になったとき、あなたの会社の「儲けの仕組み」は変わっているはずだ。
小さな会社★NO.1のルール ランチェスター経営1位作りの成功戦略
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竹田 陽一 フォレスト出版 2006-01-17
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